生理のない生活
私は28歳のとき、子宮内膜症という病気になり、手術した。病気自体は治ったのだけれど、再発防止のためにジェノゲストという薬を服用中。その薬の副作用から、約一年半生理がない。
病気のせいで生理が重かった私は、今だに生理に対してトラウマを感じている。
病気は治ったのだから、生理はずっと軽くなっているはずなのだけれど、やはり、ないに越したことはない。
もともと生理がどれ位辛かったというと…
●血がゼリー状の塊となってでてくる。通常の経血よりも量が多いため、生理中は常に貧血気味。
●痛みも強く、痛み止めなしには動けない。
●情緒も不安定になり、職場で使っているパソコンのディスプレイを叩き割ってやりたいという衝動に、何度も駆られた。
(決して行動には起こさなかったけれど)
●痛みと倦怠感から、何もやる気になれない。
これだけ見ると、病気の再発も予防でき、煩わしい生理からも解放され、いいことづくめのように見えるが、一つ問題がある。
それは、子ども産みたければ、薬を中断しなければならないということ。今はまだ、夫も私も、子どもが欲しいという思いはそこまで強くないから、とりあえず薬の服用は続けている。
でも、これからのことは、まだ分からない。
やっぱり子どもが欲しくなって、薬を中断し、また生理という不自由がやってくるかもしれない。
だから、生理から解放されている今を目一杯、満喫しようと思う。