ビスカウト

今日は、「ビスカウト」をご紹介。


サクサクでバターたっぷりのビスケットにクリームを挟んだお菓子で、横浜にある馬車道十番館というお店のもの。


味はレモン、ピーナッツ、チョコレートの三種類で、大きさもあり、食べ応え充分。


小包装の透明な袋にはガス灯が描かれており、レトロな雰囲気がとっても素敵なお菓子。


そもそも、ビスケットではなく、ビスカウトというネーミングがハイカラで好き。


私がこのお菓子を知ったのは社会人一年目のとき、取引先の方からお中元としていただいたことがきっかけ。


ラスクやおせんべいで溢れていたお中元置き場で、ビスカウトは格別の存在感を放っていた。


それから4年後、私は結婚が決まり、彼のご両親へご挨拶に伺うことになった。そのとき、真っ先に手土産として思い浮かんだのは、ビスカウトだった。


味はもちろんのこと、ネーミングや包装紙も含め、古き良き横浜を感じさせるビスカウトは、そうした場面にピッタリだと思ったからだ。


ビスカウトは私にとって、社会人一年目の一番苦しい時期に出会い、その後、結婚という人生の一大イベントにも寄り添ってくれた、特別なお菓子。